漢方相談ビフォーアフターを紹介するコーナーです。
狭山市の34歳、女性です。
子供の頃にアトピー性皮膚炎になり、しばらく皮膚炎は落ちついていましたが、疲労とストレスで皮膚炎が悪化し、強くなりました。
全身の皮膚に湿疹があり、人と会うのが嫌になるほどのひどい湿疹です。
悩んでいましたが、インターネットで検索して漢方相談することにしました。
漢方薬の服用1~2ヶ月目には、皮膚炎と痒みが改善して落ちつき、夜に眠れるようになりました。
月1回、先生とお話しし、漢方薬のことだけではなく、生活習慣がどう皮膚炎に影響しているのかという考え方を教えていただき、少しずつ養生できるようになりました。
漢方相談に通い始めてから1年半後には、皮膚炎が改善し皮膚の湿疹がめだたなくなり、半袖の服を着られるようになりました。
漢方薬を服用して体調が良くなり、気持ちが明るくなりました。
アトピー性皮膚炎が疲労とストレスで悪化した方です。
皮膚は内臓の鏡と中医学では考えられます。
胃腸虚弱や早食い、皮膚炎の悪化につながるようなものを食べると、すぐに皮膚炎は悪化することが多いです。
ストレスがあると、胃腸の働きが低下し、皮膚炎が悪化する場合があります。
生理前にはホルモンの影響で悪化する人もいます。
アトピー性皮膚炎は、全身の働きが影響する場合があります。
来店され、皮膚炎の状態を見ながら生活習慣をお聞きして、この方の皮膚炎の悪化の原因を一緒に考えました。
少しずつ生活習慣や食事内容を変更されたので、湿疹が早く改善されたのでしょう。
まだ皮膚炎の跡が皮膚に残っていますが、痒みはなく、搔かなければ悪化せず、少しずつ皮膚が綺麗になっていくことでしょう。
国際中医相談員 薬剤師 植松光子
TEL:049-245-6637
住所:埼玉県川越市砂新田2-8-7